『バンドやろうぜ!(バンやろ)』レビュー企画始動!
アニプレックスから配信中の人気リズムゲーム『バンドやろうぜ!』の魅力的な楽曲を、ゲーム実況者・すね毛拡散エンジェルのエアロさんがレビュー!
レビューするのは、同時公開中の企画““PERFECT”フルコン動画で、すねかく・石田さんがチャレンジした楽曲です。
バンドといえば、軽音楽部に所属していた“すねかく”だ! よし、お願いしてみよう! という軽い気持ちから始まり、即オッケー! というノリだけで始まったこのレビュー企画(でも内容は真面目)。
ギターを担当していたエアロさんの耳には、BLASTの楽曲はどう届いたのでしょうか。
1回目ではBLASTとの出会いや“すねかく”が学生時代に軽音楽部で熱い音楽談義を交わしていた……わけではないという事実と、まさかの恋愛対象“男!?”という爆弾発言が飛び出しました。
第1回 Dreamer/BLAST 編 reviewed by エアロ
■はじめに
4組のバンドが織りなすそれぞれの人間ドラマ、そしてプレイヤーの心を惹きつける本格的な楽曲が魅力のゲーム『バンドやろうぜ!』。この記事では、素晴らしい楽曲に焦点を当てて『バンやろ』の見どころ(聞きどころ?)を紹介していくよ!
■熱い青春ストーリーはなかったけれど
本記事を書くのは、ニコニコ動画でゲーム実況動画や料理動画をメインに投稿している4人組グループ“すね毛拡散エンジェル”のエアロです! すね毛拡散エンジェル、通称“すねかく”の4人はもともと同じ大学の軽音楽部に所属していたということもあり、『バンやろ』には何だか親近感のようなものを覚える。
と言っても、僕らはオリジナル曲もやってなければ、熱い青春ストーリーもなく、ただダラダラと部室でゲームとかしてることがほとんどだったんですけどね!!
■BLASTに恋をしそう……
さて、そんなどうでもいい話は置いておいて早速本題に入るが、今回は“BLAST”の楽曲について書いていこうと思う。バンやろを始めるとまず最初にキャラをひとり選ぶのだが、僕はBLASTの翼くんを選んだ。
そう、これが僕とBLASTの運命的な出会いである。
(BLAST以外のバンドからもキャラを選べるということに気がつかなかった、という話は秘密だ)
ゲームを始めてみて、BLASTに持った印象は“THE正統派バンド”。
そういう印象を持ったのは、やはり楽曲によるところが大きいだろう。最初に聞いたのは「Dreamer」だったが、イントロのリフ(※1)の、物語の始まりを予感させるような「オープニング!」って感じがたまらない。
Aメロに入り楽器隊が少し落ち着いたところで、大和くんの低めの声が響き始める。ギターのブリッジミュート(※2)も、バンド感を「これでもか!」と演出する。
Bメロに入ると、歌メロの音程が少しずつ高くなって、ボーカルの声にも力が入り曲全体が盛り上がってくる。
そしてサビ、最高。
歌詞もそれまでの逆風を感じさせるような内容から一転、BLASTの意志・感情が強く込められたものに変わり、聞いているだけで熱い気持ちがこみ上げてくる。
今すぐに駆け出したくなる、そんな力強い楽曲に仕上がっている。
それに対して「Objection」は、「Dreamer」の力強さはそのままに、少し楽しげな曲調になっている。
ドラムの裏打ちによってテンポの速いダンスビートになっていて、踊りだしたくなってしまう。
イントロのブレイク前に一瞬入るベースのスラップがとてもお洒落で好き。
こんなにカッコいい高校生4人組が、こんなにも作りこまれた曲を演奏しているのを間近で見たら、男とか女とかそんな垣根は跡形もなく消え去って、僕は彼らに本気で恋をしてしまうんだろうなぁと思う。
■男ですら恋愛対象に……?
そんな恋愛観まで変えられそうになってしまう『バンやろ』。ストーリーももちろんだが、ときには楽曲をよく聴き込んでみると、また違った楽しみ方を見出せるかもしれない。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう~!
(※1)印象に残る繰り返しのフレーズ。
(※2)ギターの奏法。弦を押さえつけて弾くことで打音のようなサウンドを出すことができる。
■BLAST
緋ノ山第一高校に通う宗介(Gt.)を中心に、同級生の翼(Ba.)、徹平(Dr.)で結成されたバンド。そこに17人目のヘルプメンバーとして大和がボーカルに加わった。アグレッシブで熱い曲調が特徴。
ゲーム実況者“すね毛拡散エンジェル”
58(ごっぱー)、石田、エアロ、New-2から成る4人組のゲーム実況者グループ。
おもにニコニコ動画で活動しており、ゲーム実況以外にも、歌ってみたや演奏してみた、料理など多くのカテゴリに動画をアップしている。
※写真左から石田、58(ごっぱー)、エアロ、New-2。
▼こちらも注目!▼
石田さんがBLAST“Dreamer”をプレイ!