ファミ通App for girlsのTwitterやってます!
女子向けコンテンツ最新情報をチェック!
@girlsApp_m
わずか30分で2枚の美麗イラストが……
2017年9月21日より開催中の“東京ゲームショウ2017”。ボルテージブースではさまざまな人気タイトルの出展のほか、ステージイベントも連日行われています。
本記事では、その中から9月24日に行われた特別企画“ライブペイントステージ”の模様をお届けします。
⇒【TGS2017】女子注目のアプリ・ブース・イベントリポート記事まとめへ戻る
このステージでは、『王子様のプロポーズ』シリーズや『天下統一恋の乱 Love Ballad』など、ボルテージの看板タイトルでキャラクターデザインやスチル制作などを手掛けているイラストレーター、至(いたる・@itaru_ds )氏によるライブペインティング&トークショーが行われました。
前日(23日)の同ステージとは違う柄の着物で登場した至氏。
この日は、ボルテージ広報のTwitterアカウント上で行われた人気投票でファンに選ばれた、『王子様のプロポーズ Season2』のヘンリーと『天下統一恋の乱 Love Ballad』の伊達政宗のふたりを色紙に描いてくれることに。
佐賀在住で、東京ゲームショウには初めて参加したという至氏は「昨日はなかなか雰囲気に慣れずキョロキョロしてしまっていたので、今日はお客さんの目も意識して描きたいです」と力強くコメント。
まずは、ヘンリーの下描きを始めます。
「ボルテージさんの発注(のペース)が“鬼”なので、ふだんは下書きをせずに直接描いているんです」というだけあって、筆運びには一切の迷いがありません。ハイペースで下描きからペン入れへと進んでいきます。
「ヘンリーを描くときのコツはありますか?」という質問には、「おじいちゃん(『王子様のプロポーズ』のウィル)とは髪の分け目が反対なので、そこには気をつけています」とのこと。
“王子オーラ”を漂わせるウィルやヘンリーは自分の引き出しになかったキャラクターだったため、何回もリテイクをくり返しながらイメージを固めていったようです。
そして、目標の15分もかからずにヘンリーを描き上げることに成功。続いて、伊達政宗に取り掛かります。
違うキャラクターではありますが、さすがに描き慣れたキャラクターでもあり、「注意するのは服装くらい」でとくに頭のスイッチを切り替えることもないようです。
政宗を描くポイントは“眼帯のない、左目の側から描くこと”。そしてヘンリー同様、政宗もあっという間に形ができあがっていきます。
その見事な筆さばきに、会場からは歓声を通り越してため息がこぼれ……。ステージに集まったギャラリーにも、ふだんイラストを描いている人が多かったようですが、それだけに至氏の腕前に思うところがあったのかもしれません。
そのあいだ、ステージ上では『天下統一恋の乱 Love Ballad』のプロデューサー、金子氏とのトークへ。
女性向けゲームを作っているだけあって、女性社員が多いボルテージでは貴重な男性プロデューサーでもある金子氏によると、アプリ版が3周年を迎えた2017年、12月ごろにおもしろい施策を考えているとのこと。
また、「戦国時代が舞台なので、生き死にが関わるシリアスな部分はしっかり描いていきたいですね。そのうえで、ワイワイ騒ぐところなども入れてメリハリをつけて世界を作っていければ」とこだわりも語ってくれました。
「ダイソーで買った」筆ペンで輪郭をつけ、政宗もあっという間に描き上がります。
筆が早いことでも知られている至氏ですが、ふだんはあえて“落書き”などはしていないそう。「あまり描きすぎると腱鞘炎になってしまうので……」と、売れっ子のプロならではの悩みがあるようです。
そしてさっそく、描き上がった2枚の色紙を持って撮影タイムに。
その後ステージでは、ヘンリー・A・スペンサー、オリバー・バトン、藤林朔夜、霧隠 蛍の4人の中から好きなキャラクターをひとり選ぶとしたら……? というアンケートが行われます。
4人で票は割れたものの、ヘンリーが1番人気のようでした。やはり王道の王子様キャラクターは強い?
ジャンケン大会で勝ち残ったふたりのお客さんに色紙がプレゼントされ、いよいよステージもフィナーレへ。
「いっしょに盛り上がれている感じがすごくよかったです」という至氏。もしかしたら、皆さんの声次第で来年もあるのかも?
⇒【TGS2017】女子注目のアプリ・ブース・イベントリポート記事まとめへ戻る
ファミ通App for girlsのTwitterやってます!
女子向けコンテンツ最新情報をチェック!
@girlsApp_m