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織田軍は集結せよ! 蘭丸も初参戦の艶舞台
2018年4月5日から9日にかけて、北千住のシアター1010にて『イケメン戦国 THE STAGE~織田信長編~』の舞台が上演されます。
それに先駆けて4月4日にゲネプロが行われました。今回は織田信長を中心とした物語で、公演日により“情熱ルート”と、“幸福ルート”の異なる結末が用意されているとのこと。
その情熱ルートの模様と、キャストインタビューを併せてお届けします。
▼これまでの『イケ戦』舞台リポート
⇒“イケメン戦国 THE STAGE~織田軍 VS “海賊”毛利元就編~”
⇒“イケメン戦国 THE STAGE 真田幸村編”
【出演キャスト】
小笠原 健(織田信長役)
橘 龍丸(上杉謙信役) 橋本全一(明智光秀役) 横山真史(武田信玄役) 荒 一陽(真田幸村役) 天野眞隆(石田三成役) 杉山真宏(JBアナザーズ)(徳川家康役) 早乃香織(水崎 舞役) 星元裕月(森 蘭丸役) 竹石悟朗(今川義元役) 緑川 睦(豊臣秀吉役:情熱ルート) 滝川広大(豊臣秀吉役:幸福ルート) 鷹松宏一(顕如役) 早乙女じょうじ(猿飛佐助役) 原嶋元久(毛利元就役) 米原幸佑(伊達政宗役) |
和気あいあいの『イケメン戦国』カンパニー
開幕前に、織田軍を中心としたキャスト陣に今回の舞台にかける意気込みを伺いました。
主演の小笠原 健さんは、「プレッシャーもありましたが、キャストやスタッフの皆さんに支えられています。前回、前々回の流れもありましたから、身の引き締まる思いです。今回も大成功させなければと、今日までみんなで一生懸命やってきました」と、現在の心境を語ってくれました。
また、先輩と仰ぐ米原幸佑さんから「(小笠原さんは)今回は恋愛に集中してくれればいい、織田軍はオレが引っ張っていくから」という、うれしい言葉もいただいたそう。
それを受けて米原さんは、顔合わせで小笠原さんが紺のスーツで来たときに「気合が入っているな」と感じ、そこから「織田軍を一致団結して支えよう」という、いい空気になったと語られました。
緑川 睦さんは、「織田軍は年齢層がいい感じに離れていて、それぞれの役に当てはまっています。その中で信長を中心に楽しく真面目に舞台を作れているのがいいなあと思っています」とコメント。
橋本全一さんは、織田軍として舞台を重ねることで信頼感を感じているそう。
「先輩方が引っ張っていってくれているので、一生懸命ついていっています」とコメントしたのは天野眞隆さん。その先輩方からイジられる場面もありました。
逆に、杉山真宏さんが「健さん、今回座長ということで、輝いてください」と意趣返しがあったりと、端々に皆さんの仲のよさが感じられました。
ヒロイン役の早乃香織さんに情熱ルートの見どころを伺うと、「情熱ルートは、タイムスリップものならではの部分があり、私自身、原作では情熱ルートが大好きでした。その感動をお届けしたいです」と熱く語ってくれました。
小笠原さんとしては「2ルートは初めての試みで、セリフを覚えるのがたいへんでした(笑)」と苦笑いしつつも、やりがいがあったそう。さらに「情熱ルートは佐助くんが活躍します。幸福ルートは謙信様がややこしく出てくるんですが、どちらも見どころがあります」と、見どころを付け加えました。
その謙信を演じる橘 龍丸さんは、「どちらのルートも好きですが、情熱ルートは恋愛ものならではの舞台になっています。幸福ルートは“ザ・戦国もの”という雰囲気があるので両ルート楽しんでいただけたらと思います。僕は両方ともとにかく信長に足元から食らいついていこうと(笑)」と、決意をあらわに。
そして星元裕月さんは、「森蘭丸と言えば、歴史上では信長のお小姓ですが、果たしてどうなるのかと……。新しいキャラクターでPS Vita版で初登場したんですが、こちらも発売されたのが1週間ほど前と、つい最近です。ファンの方でももしかしたら舞台で先に蘭丸を観るという方もいるかもしれません。ですので、責任を感じている部分はありつつも、星元裕月なりの森蘭丸をお届けできるようがんばります」と、頼もしい表情を見せてくれました。
最後に小笠原さんが「信長編ですが、信長に限らずそれぞれのキャラクターがドラマを持って2時間戦っております。信長だけと言わず、みんなを観ていただければと思います。2ルートで「私はこっちが好き」とか、いろいろな見かたができると思うので、ぜひ感想をお聞かせてください。僕らも初めての試みなので、とにかくカンパニーのパワーと団結力で、スタッフ一同がんばります。応援よろしくお願いいたします」と締めくくりました。
オープニングは瞬き禁止! 最萌シーンを焼きつけて
開幕前からすでに織田流のおもてなしは始まっていました。信長さまみずから注意事項の影アナウンスを担当されており、お客さんのことを「織田の兵」とたとえるなど、その内容もじつにユニークでした。これから舞台を観る方は、聞き逃さないよう、早めに会場入りされることをオススメします。
さて、物語は主人公の水崎 舞が本能寺の変の真っ只中にタイムスリップしてきたところから始まります。この導入はゲームでもおなじみですが、今回は織田信長の小姓である森 蘭丸が斬りかかってきて……?
キャラクターの紹介も兼ねたオープニングのダンスでは、顕如が蘭丸に桃をあげるシーンなども見られ、いきなり愛おしさが爆発。
信長さまのラブな囲碁と打倒・織田勢
舞が安土城で暮らすことになったころ、各地で不穏な動きが……。
一方、織田陣営では舞と信長の囲碁勝負が始まります。信長に囲碁で勝ったら主人公は元の時代に戻ることを許されるが、負ければ信長が体のどこかを奪う、つまり好きに扱うという賭けの勝負です。
信長は囲碁の腕前も随一ですが、主人公は初心者。あっさりと、手に口づけされてしまいます。その信長の仕草の妖艶なことと言ったら……。
揺れ動く織田軍と武将たちの想い
明智光秀が上杉&武田軍を偵察に行った先で、やっぱり謀反……? 織田の陣では、容赦なく敵を返り討ちにした信長の冷酷さに、主人公は戸惑います。
そんな中、信長と蘭丸の過去のエピソードや、今川義元が桶狭間の合戦を語るシーンも。
迫る危機に燃える情熱
顕如陣営の奇襲に主人公もピンチに陥ります。徳川家康の働きもあって危機を乗り越えた織田軍でしたが、そこで信長は自分の気持ちに気づきます。そして、舞の“心の臓”を求め……。何とも美しいシーンでした。
激しい剣戟の先に待つものとは
ふたつの陣営を相手取る織田軍の戦いは熾烈を極めます。しかも、現代へ戻るワームホールの出現も迫ってきていて……。
さらに、顕如&蘭丸との因縁にも決着が!? 蘭丸が出した答えとは……?
謙信の異様な強さも際立っていました。ユラリと立っていたかと思いきや、速く華麗な剣さばきで駆け抜けていく姿はまさに軍神。
戦いの勝敗、そして信長と舞の行く末は……? この先はぜひ、劇場で確かめてみてください!
▼これまでの『イケ戦』舞台リポート
⇒“イケメン戦国 THE STAGE~織田軍 VS “海賊”毛利元就編~”
⇒“イケメン戦国 THE STAGE 真田幸村編”
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