文学史上の大発見をDMM GAMESが発表!
DMM GAMESが運営する『文豪とアルケミスト(文アル)』と新潮社のコラボイベントが開催決定!
このイベントに関する発表会が、DMM GAMESと新潮社の共同で、2017年10月31日にセルリアンタワー東急ホテルにて開催された。
今回の発表会では、コラボに関連した有名文豪の文学史上の大発見となる4つの資料も公開。
出演者は、DMM GAMESプロデューサーの谷口晃平氏、新潮社取締役の三重博一氏、早稲田大学名誉教授の中島国彦氏に加え、ゲストとして芸人のメイプル超合金さんと作家の羽田圭介さんも登壇した。
今回の発表会の内容をお伝えするぞ。
趣旨説明
まずは谷口氏と三重氏が登壇し、今回の発表会についての趣旨を説明。
それぞれDMM GAMES側は“元々コラボ書籍を出したいと考えていて、新資料発見を機にDMM GAMES主体で発表会を開くことにした”と説明。
新潮社側は“『文アル』の影響で若い世代の文学への関心が高まっており、近代文学に古くから取り組んできた新潮社としてはもっと多くの人に近代文学を知ってもらいたいと考え、今回のコラボを決定した”と、互いのニーズが一致したことを示した。
さらに今回の新資料発見に関して、調査を進めてきた中島名誉教授と、芸能界有数の読書家として知られるカズレーザーさんと相方の安藤なつさん、新潮社と縁の深い羽田さんも登壇し、場を盛り上げた。
資料公開
今回の発表会では、調査を担当した中島名誉教授が資料について解説。
以下の4点の資料が公開された。
【太宰治『斜陽』生原稿】
雑誌『新潮』に全4回掲載された連載小説の第3回、最終回連載分の冒頭2枚の計4枚。
美知子夫人から日本近代文学館に寄贈された際に欠落していた部分。
太宰の力強い筆跡が感じられる。
【谷崎潤一郎『続蘿洞先生』生原稿】
雑誌『新潮』に掲載された短編の生原稿。
きれいな保存状態と谷崎の読みやすい文字が特徴。
【二葉亭四迷『其面影』草稿】
数年間小説を執筆していなかった二葉が、朝日新聞に入社後久々に書いた小説の連載第1回試作版。
書き出しが完成稿とは異なり、号外売りのセリフから始まっている。
生き生きとした文体の模索していた二葉の苦労が読み取れる。
【菊池寛のはがき】
大正5年夏、大学を卒業した芥川龍之介が、千葉の一宮へ久米正雄とともに旅行中のところへ、菊池が送ったもの。
当時東京で同人雑誌『新思潮』の編集にあたっていた菊池の事情などが書かれており、同人誌制作の裏舞台がわかる。
新潮社コラボ内容
新潮社とのコラボ内容も公開!
【ゲーム内イベント】
今回発表された資料に関する、4種類のゲーム内イベントが開催!
ふたりの新文豪も登場するぞ。
さらにログインボーナスで、今回の発表資料に関するアイテムと、萩沢朔太郎がもらえるのだ。
開催期間:10月31日メンテナンス後~11月30日23時59分
【『「文豪とアルケミスト」文学全集』】
文豪たちのリアルな素顔と関係性をまとめた文学全集が、新潮社より発売!
『続蘿洞先生』生原稿が、写真として全ページが掲載されているぞ。
【新潮文庫限定コラボカバー】
新潮文庫の文庫6点が、『文豪とアルケミスト』コラボカバーで登場決定!
全国の一般書籍取扱店にて後日展開予定だ。
【文豪たちと新潮社展】
今回の発表内容を、一般展示する展示イベントが、神楽坂のキュレーションストア“la kagu”にて開催決定!
日程:11月22日~26日
22日は13時~20時
23~25日は11時~20時
26日は11時~終了時間調整中
トークショー
コラボ内容の発表後、メイプル超合金さんと羽田さんによるトークショーも開催!
ゲーム内容を説明された瞬間から、カズレーザーさんはイケメンぞろいの文豪たちに興味津々。
安藤さんもイケメンたちに強く興味を惹かれていた。
さらに発表会の日付にちなんで、ハロウィンのサプライズとして羽田さんがカズレーザーさんのコスプレに挑戦!
少しでもカズレーザーさんの体型に近付けるために、早起きしてジムでパンプアップしてきたという羽田さん。
その努力の甲斐あって、予想以上の仕上がりとなっていた。
『文アル』について、安藤さんは“こんなにイケメンぞろいなら、みんなやってみたくなるはず!”とコメント。
羽田さんは“100年後になるかもしれないけど、自分も文豪のひとりとしてゲームに出演したい”と、作家ならではの感想を聞かせてくれた。
カズレーザーさんは“このゲームを通じて、少しでも多くの人が文学作品を読んでくれたらうれしいです”と、読書好きらしいコメントをしてくれていたぞ。
【『文アル』について詳しく知りたいなら!】
⇒ 文豪とアルケミスト(文アル)攻略まとめ