UZIやオリラジの藤森が……!?
2017年11月4日、“アニメイトガールズフェスティバル2017”の2日目に開催されたイベント『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』1st LIVE@イケブクロ。
会場の池袋サンシャインシティ・噴水広場を熱狂させた、アツいイベントの模様をお届けします。
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『ヒプノシスマイク』は、男性声優12人によるラップソングプロジェクト。
イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクの4つのディビジョンに属するキャラクターたちがラップバトルをくり広げるというもので、すでにCD第1弾イケブクロ・ディビジョン『Buster Bros!!!』が発売中です。
今回のイベントでは、各ディビジョンからこちらのキャストが出演されました。
【イケブクロ・ディビジョン Buster Bros!!!】
木村 昴(山田 一郎役)/石谷 春貴(山田 二郎役)/天﨑 滉平(山田 三郎役)
【ヨコハマ・ディビジョン Mad Trigger Crew】
浅沼 晋太郎(碧棺 左馬刻役)
【シンジュク・ディビジョン 麻天狼】
速水 奨(神宮寺 寂雷役)
【シブヤ・ディビジョン Fling Posse】
白井 悠介(飴村 乱数役)
UZIのサプライズメッセージ
噴水広場は、開演前から熱気がムンムン。
というのも、大型ビジョンにてYoutubeで公開中のオールスター楽曲『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』のPVが流れていましたが、ホスト・伊弉冉一二三のパートになると、観客から「シャンパンタワー」のコールが湧き上がりました。タイミングも完璧。
そんな中、ビジョンにラッパーUZIさんのメッセージ動画が流れ、会場は騒然。
「伝説の幕開けを見逃すな」、そして「Division Rap Battle 1st LIVE、かませー!」の声とともに、ステージ上のDJブースから曲が流れると……。
キャストたちが『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』を歌いながら登場します。
こちらの楽曲は、キャラクターの自己紹介とも言えるパートで構成されており、キャストがひとりひとりラップを披露していきます。
しかし、ここで木村 昴さんにハプニングが!
歌詞が飛んでしまい「アー!」と叫ぶ木村さんでしたが、そのリアクションが楽しくて、ますます会場は盛り上がっていました。
曲の後のMCでは、「会場に美女が揃っていてリリック(歌詞)飛びました」とお茶目な一面を覗かせていました。
そんな木村さんはすでに汗びっしょりで、浅沼晋太郎さんがハンカチを貸すという心和む場面も。
今回の司会は木村さんが担当。キャストの皆さんに、これまでラップをしたことがあるかを尋ねると、間髪入れずに名乗りを上げたのは速水 奨さん。
「ご飯を炊いて……」とキッチンラップのボケをかまし、会場は笑いの渦に。ちなみに、速水さんはクレラップ派だそうです。
白井悠介さんは、カラオケでもラップの曲を歌うこともあるそう。
木村さんは小学生くらいのときからラップファンだそうで、やっと時代が来たと喜びもひとしおの様子。
浅沼 晋太郎さんからのリクエストで、ラップのメジャーなハンドサイン“ウェッサーイ(WEST SIDE)”、“イーサイ(EAST SIDE)”を観客にレクチャーしてくれました。
美声で世界観を知る“初めてのヒプノシスマイク”
ここで、速水さんが本作の世界観を朗読。
途中、アドリブで語りかけるなど、観客を引き込んでいました。世界観は公式サイトをチェック。
続いて、それぞれのディビジョンリーダーがキャラクターを紹介。
イケブクロ・ディビジョンは、山田家の3兄弟。
石谷 春貴さんによると、収録ではドラマパートでの掛け合いで兄弟感が生まれ、いまではすっかり息が合うようになったとのこと。
ここで、3兄弟が揃ってポーズを決めて仲のよさをアピールしますが、浅沼さんからツッコミが入ります。
好きなラーメンの味を問われ、3兄弟が「せーの」で言うと、見事にバラバラ(笑)。けっきょく、長兄・木村さんがイケブクロは味噌だとまとめました。
そして、浅沼さんがヨコハマ・ディビジョンをアブナイ奴らと紹介。収録もたいへんだったそう。
シンジュク・ディビジョンの紹介では、キャラクターイラストとキャストのアーティスト写真が映し出されると、速水さんみずから神宮寺 寂雷とポーズが同じことを指摘。僕が先だから、と念を押されていました。
また、メンバーの伊弉冉一二三はホストのコスチュームを着ていないときは、ものすごく気弱という設定も明かされました。
これには会場もビックリで、皆さん、興味がさらに湧いた様子。キャスト陣は“移りディビジョン”を危惧されていました。
しかし、そんなシンジュクのメンバーは三者三様のバラバラだそう。これからの展開に期待したいところですね。
シブヤ・ディビジョンの紹介は、白井さんから。
担当する飴村 乱数のごとくポーズを取りながらの紹介に、客席からは歓声が上がりました。
おつぎは、キャストによるドラマパート。
イケブクロ・ディビジョンの弟たちのケンカに始まり、ディビジョンリーダーたちが来訪するという展開に。
一郎の頼もしさや弟たちが兄を慕うさま、リーダーたちとの関係性が印象的でした。
ドラマ中には、対マンのラップバトルが盛り込まれており、キャストの技が光ります。
ドラマの流れから、イケブクロ・ディビジョンのライブへ突入。3兄弟のソロ曲が披露されました。
まずは石谷さんによる『センセンフコク』。兄弟たちも、観客も「Buster!!!」のコールをしながらハンズアップで盛り上がります。
じつは石谷さん、これが初ライブということでしたが、硬さなども感じさせない堂々とした歌唱でした。
その後は、天﨑 滉平さんの『New star』で、柔らかなムードに。お兄ちゃんたちは背後で飛行機のようにフワフワと踊り続けていました。
途中、木村さんのパントマイムが入ったりと楽しいワンシーンも。後奏は3兄弟みんなでバレリーナのようにダンス。
最後は、木村さんの『俺が一郎』。
圧倒的なテクニックと熱いフローで会場はヒートアップ。観客も一郎のハンドサイン、人差し指で応えます。
そんな興奮冷めやらぬ中、CDの発売情報や公開生放送、CDリリースイベントの情報が公開されました。詳細はコチラ。
さらに、楽曲制作を担当したクリエイター陣が聴きどころを語るメッセージ動画が届きました。
碧棺左馬刻の楽曲を担当されたサイプレス上野さん、入間銃兎の曲を手掛けられたHOME MADE 家族のKUROさん、おふたりともに「ラップの楽しみかたは自由、ぜひチャレンジして、好きになってもらえたら」というメッセージを投げかけられていたのが印象的でした。
また、オープニングにも登場したUZIさんからもコメントが。
前のお二方と同じく、キャストの声のよさを挙げていたり、横浜の世界観を盛り込めたことなどが語られました。
最後は冒頭の歌詞をラップして「うぇいよ~!」でシメ。
さらに、オリエンタルラジオの藤森さんからもメッセージが届きました。
伊弉冉一二三の『シャンパンゴールド』の作詞を担当されており、ノリを重視され、とてもチャラく仕上がっているとのこと。
会場では、ヨコハマ・ディビジョンのトレーラーも公開。クリエイター陣が語っていたとおり、カッコイイ楽曲に仕上がっていました。
最後はやっぱりこの曲! 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
エンディングでは、キャスト陣からの作品やラップへの熱い想いがこもったコメントが語られました。
ラストは、再び『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の楽曲でフィナーレ。会場が一体となった、すばらしいひとときとなりました。
photo by 粂井健太