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独占インタビューたっぷり8P『ときレス』大特集!
だから『ときレス』ライブは心臓に悪い
2017年8月にDMM VR THEATERにて行われた『ときレス』のライブ「SPLASH SUMMER FES 2017」から早3カ月。
⇒【ライブレポ】3 MajestyとX.I.P.がいる場所がこの世のユートピア【「SPLASH SUMMER FES 2017」】
時は満ちた。また『ときレス』ライブの季節がやってきた。
ということで、今回レポートするのは2017年11月4日、5日、11日、12日に「サンリオピューロランド」で開催された「3 Majesty × X.I.P. DREAM FESTIVAL in Sanrio Puroland」だ。
全4種類・16公演が開催された今回のライブ。公演ごとに披露される楽曲が異なり、どの公演に行っても楽しめる内容になっている。
まずは本公演のおさらいから。
【ハローキティ公演】辻 魁斗・伊達京也のソロ曲
【ポムポムプリン公演】霧島 司・不破剣人のソロ曲
【シナモロール公演】音羽慎之介・神崎 透のソロ曲
【SSS公演】音羽慎之介&不破剣人、霧島 司&伊達京也、辻 魁斗&神崎 透のユニット曲
(プラス、事前告知はなかったが、音羽&神崎、霧島&不破、辻&伊達のユニット曲)
キャラクター名がついた公演には、該当キャラクターがゲストとして登場。アイドルとともにステージを盛り上げてくれた。
また、SSS公演にはハローキティ、ポムポムプリン、シナモロールの3キャラクターが登場するという豪華っぷりだ。
ライブ終了後に人類語を紡げるのだろうか?
ライブでサンリオキャラクターとの夢のコラボがついに実現。
これまでアイドルとサンリオキャラクターとの撮り下ろしビジュアルを見ては、その素晴らしさを言葉にできないもどかしさで、自分への憎しみが募るばかりだった。
そんな中でコレ。ついに私にもアイドルとサンリオキャラクターが共演している様を、この目に映してしまうときがきたらしい。
果たしてその様子をレポートできるのだろうか。自信ない。
しかし、行かないという選択肢はないので、どうなってもかわまわないという戦場に赴く兵士のごとく、覚悟を決めてサンリオピューロランドに降り立った。
ちなみにライブの前日は、「AGF2017」の『ときレス』のブースで、『劇場版ときめきレストラン☆☆☆ MIRACLE6』のAGF限定オリジナルうまい棒をもらっていた。
▼AGF2017の『ときレス』ブースの様子
Redエリア情報まとめ【AGF2017】
キティちゃん。頼む、そこ代わってくれ。
もちろんライブは最高だった。
今回も最初からクライマックスで、ライブスタートから飛ばしていた。
OP映像のあと、サンリオパレードテーマ曲「KAWAII FESTIVAL」に合わせて6人がダンスをするのだが、これが最高にいい。
歌から始まるのも最高にいいが、ダンスから始まっても最高にいい。
お辞儀したり投げキッスをしたり、リズムに合わせて手拍子をしたりと、そうそうこれがアイドル! と言わんばかりのスタートに、こちらの表情筋も緩みっぱなしだ。
そのダンスコーナーのラストに6人そろっての“バーンッ”のポーズで撃ち抜かれ、開始数分で天国へ誘われたのもいい思い出だ。
今回のコラボでは、この夢いっぱいダンスコーナーの後とラスト曲の「Never Ever Ending」でキャラクターが登場した。
キャラクターを呼び込むアイドルの姿は……イイ。最高だった。
“ピューロランドデートで食べたいもの”というトークで、私たちに妄想の余地を与えてくれるのも大変ありがたかった。
そして「Never Ever Ending」では、ついに楽曲で共演!
彼らに向けて私たちのようにときめきの視線を送る姿や、「王子たれ!」や「We are X.I.P.!」を完璧なフリで披露するキティちゃんの姿を見せてくれた。
かわいい……。かわいいし、アイドルたちも喜んでいるようだ。それは私たちにとっても幸せなことだ。
アイドルはもちろん、キティちゃんにも思わず歓声を送った私だが、その声援に1割くらい込めておいた。
「そこ代わってくれ」と。だってアイドルに近い。
まさか、こんな嫉妬のような気持ちが湧きあがってくるとは……『ときレス』ライブでまた新感覚を味わってしまった。
これからもずっとついていくと決めたライブ記念日
今回の【ハローキティ公演】、【ポムポムプリン公演】、【シナモロール公演】では、ソロ曲も楽しめるほか、3 Majesty.とX.I.P.が交互にパフォーマンスをするなど、新しいセットリストを楽しむことができた。
今回の大事件は3 Majestyの「We go together」だった。
3 Majestyの新たな魅力が爆発して、私の膨らみきった乙女心も爆裂した。
720度どこから見ても100%王子様というこれまでのパフォーマンスとは違い、プチ野性味を感じる曲調とダンス。
音羽くんは「新境地」と言い、辻くんは「ダンス重視」と言っていたが、まさしく。
本楽曲は足の動きで魅せるタイプのパフォーマンスになっていて、彼らが高く、大きく足を上げる姿を見て、普段は水分が0.1mlもない乾ききった砂漠のような乙女心が潤った気がした。
クリスマスプレゼントには、隊長が足を大きく振り上げたその最高地点の静止画が欲しい。
音羽くんの大開脚は心臓に悪いから、脳内に留めておくくらいがいい。
そして、この“新境地”の楽曲でセンターを務める辻くんのフレッシュさが、この楽曲をより魅力的にしていた。
しかし、彼らはどこまでいっても王子様なので、その男らしさの中に見える上品さがまた最高だった。ありがとう。
また、「We go together」に続き、本楽曲と同時に発表されたX.I.P.の新曲「Take it easy!」が披露された。
こちらも今までのX.I.P.とは異なる楽曲で、京也いわく「一言で言うならポップ&ハッピー」な曲とのこと。
透も言っていたが、いつものX.I.P.のすべてを奪われそうな「ガンガン攻める感じ」ではなく、非常にノリのいい曲で、こちらは手の動きが印象的なパフォーマンスになっていた。
肩から指先まで、すべてを使って会場を盛り上げていく彼ら。
これまでのX.I.P.のステージは、“とにかくその場で悶えて見てろ”と言われているような感覚だったのだが、今回は歌詞にもあるように“いっしょに楽しもう”というようなメッセージを受け取った。
とくに不破くんの大きな体でこのダンスを見せられると、勝手にテンション上がるマシーンになってしまう。とにかく目立つのだ。厚みのある体って最高。
透の「ばーか!」も憎らしさと愛らしさたっぷりでかわいいし、どんな楽曲だって踊りこなすセンスはさすがのひと言。
あと、何億回だって言うが京也の手の繊細な動きは国宝。いろんな角度、いろんな動きを惜しげもなく披露してくれて、サービス過多でやっぱり私が爆裂した。
「We go together」と「Take it easy!」は『第20回 VSライブ』で発表された新曲だが、それぞれお互いのダンスを参考にしているというエピソードもある。
でも、お互いのグループのいいところをマネするのではなく、自分たちのカラーに染めて新たな世界を見せてくれるところに彼らのプロ意識を感じるし、私たちはこれからもついていこうと思えるのだ。
まもなく5周年を迎える3 MajestyとX.I.P.が新たな世界を見せてくれた今回のライブ。
今に満足することなく、より高みへと向かって突き進む姿を見せてくれる彼らは、私たちをこれからも夢中にさせてくれそうだ。
撮影/大山雅夫
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