今回の主役は白子&壱雨!
2018年6月9日より公開される劇場アニメ『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』について、櫻井孝宏さん、遊佐浩二さん、津田健次郎さん、井上喜久子さんキャストコメントが公開されました。
本作は宿命の戦いに臨む若者たちの葛藤や絆を描いた人気コミック『曇天に笑う〈外伝〉』を3部作の劇場アニメとして映像化したうちの、中篇にあたる物語。
曇3兄弟の長男・天火と、彼の親友・白子が背負う思いが描かれていきます。
キャストコメント
櫻井孝宏さん(金城白子/壱助役)
――本作では、原作には描かれなかった風魔の物語がメインで描かれていきます。台本を読んだときの感想を教えてください。
悲しかったです。やるせないというか、息苦しいというか。
影に生きるとはいえあまりに残酷で、目を背けたくなりました。
――初めて過去の白子を演じた感想を教えてください。
同じく悲しかったです。
親子の絆が描かれていて、それが一層悲しみを引き立てています。
どこに生まれたか、どう生まれたか、どう生きていくのか。
“現実”が答えなんですよね、きっと。
――アフレコを振り返り、演じたキャラクターの難しかったところや意識したところなど教えてください。
裏のある人物は難しいです。
とても挑み甲斐のあるキャラクターでした。
――『曇天に笑う<外伝>~宿命、双頭の風魔~』を楽しみにしている皆様へ、メッセージをお願いします。
1本の劇場作品として描かれるとは!
宿命に縛られながらも懸命に生きる彼らを観てください。
遊佐浩二さん(壱雨役)
――本作では、原作には描かれなかった風魔の物語がメインで描かれていきます。台本を読んだときの感想を教えてください。
原作ではけっこう出番があったのですが、アニメシリーズでは時間の関係上端折られてしまう部分が多く、寂しい気持ちもありました。
今回劇場版で風魔を描いていただいてありがたかったです。
オリジナル部分が多く、僕も初めて触れる内容でしたのでショックでした。
風魔とはここまで辛いものなのかと。
白子と兄弟ということしかわからなかった関係性が、他のキャラクターとともに明らかにされて仮面の謎もわかりました。
白子に対する気持ちの裏が見えて良かったです。
――初めて過去の壱雨を演じた感想を教えてください。
思ったより小さいところからスタートしたのでびっくりしました。まあ、そこは僕はやらなかったのですが(笑)。
壱雨と呼ばれることもこれまでなかったですし、いろいろと初めてのことばかりでした。
原作に「俺は半身がいて初めて風魔になれるが、お前はひとりでも長になれる」というセリフがありますがその意味がわかりました。
やはり白子はすごかったです。
壱雨としては辛いことが多かったですね。
バックボーンを理解することができるエピソードでした。
――アフレコを振り返り、演じたキャラクターの難しかったところや意識したところなど教えてください。
原作に“仮面の男”として登場したときには、確固たる目的があって動いていましたし、精神的に出来上がっている状態でしたから、役作りとして固めやすかったのですが、今回は違っていたので、そこが難しいところでした。
まだまだ子どもで、育ってきた環境、境遇、そういったものが影響して、非常にナイーブな部分が多く弱いところが目立ちます。
前に出てきたときとまったく違うので、初めて役に触れる感じでした。
白子との対比も考え、役作りをしていきました。
まだご覧になっていない方にネタバレになるといけませんので詳しくは言えませんが、見ていただくとわかるかと思います。
――『曇天に笑う<外伝>~宿命、双頭の風魔~』を楽しみにしている皆様へ、メッセージをお願いします。
今回は風魔のお話です。
曇兄弟ファンの皆さんには申し訳ありませんが、主役は我々がいただきます(笑)。
ただ、曇家に負けず劣らず、我らの家も切ないです。
詳しくは言えませんが、両親も出てきます。
あー、でもこれ以上は……しっかり見ていただければ「この裏切り者!」という人たちも我々のことを理解してくださるものと思っています。
ぜひご覧ください。
津田健次郎さん(永四郎役)
――本作では、原作には描かれなかった風魔の物語がメインで描かれていきます。台本を読んだときの感想を教えてください。
重厚感のある本格的なドラマで興味深い台本でした。
ドラマチックな役をいただきうれしく思いました。
台本読んで、早く演じたくなりましたね。
――原作にも出てこない、白子(壱助)と壱雨の父親役・永四郎を演じるにあたって、台本を読んでどのような“父親像”を持ちながら演じましたか?
まず、強い父親を思い描きました。
そして、多くを語らず行動で示す、子供に対する深い愛情を持った父親。
そんな豊かで強い父親を演じようと思いました。
――アフレコを振り返り、演じたキャラクターの難しかったところや意識したところなど教えてください。
ほとんどシリアスなシーンでしたので、緊張感を持ってアフレコに臨みました。
永四郎をストレートに演じる事に専念していたら、セリフが自然にドラマを生み出し、前に運んでくれました。
とても素敵な時間でした。
――『曇天に笑う<外伝>~宿命、双頭の風魔~』を楽しみにしている皆様へ、メッセージをお願いします。
この重厚な物語をぜひ劇場のスクリーンでご覧ください。
楽しんで頂けたらうれしいです!
井上喜久子さん(六花役)
――本作では、原作には描かれなかった風魔の物語がメインで描かれていきます。台本を読んだときの感想を教えてください。
最初から最後まで物語りにぐいぐいと引き込まれました!
読みながら……悲しかったり、悔しかったり、涙が出たり……この作品の世界観に引き込まれて夢中になって読ませて頂きました。
――原作にも出てこない、白子(壱助)と壱雨の母親役・六花を演じるにあたって、台本を読んでどのような“母親像”を持ちながら、演じましたか?
何気ない日常の中にささやかな幸せが隠れているけれど、その幸せも決して当たり前ではなく、本当にありがたくて大切なものだということをしみじみと感じながら……いつの時代でも、どんな状況でも、母親の愛情は変わらない。
誰よりも子どものことがいちばん大切なんだという強い想いで演じさせていただきました。
――アフレコを振り返り、演じたキャラクターの難しかったところや意識したところなど教えてください。
いちばん難しかったところは、物語ラスト近くのシーンですが、ネタバレになってしまいそうなので(^_^;)
ぜひ劇場で感じてくださいm(_ _)m
六花の好きなところは、家族思いで優しいけれど芯が強いところと、息子の健やかな成長を楽しみながら生きているところです。
――『曇天に笑う<外伝>~宿命、双頭の風魔~』を楽しみにしている皆様へ、メッセージをお願いします。
これまでずっと『曇天に笑う』を楽しんでくださっている方も、初めてこの作品を見られる方も、どちらの方も惹きつけられる内容だと思います。
白子と壱雨の激情と家族の生き様……。
さまざまな想いが胸に迫りくる素晴らしい作品です!
ぜひ劇場の大画面で楽しんでいただけたらうれしいです!!
新規シーンなどを収録したロングPVが公開
先行上映会開催概要
本作の先行上映会が、5月24日に東京・名古屋・大阪の3劇場にて開催決定。
【開催日】2018年5月24日(木)
【実施劇場】新宿ピカデリー/ミッドランドスクエアシネマ/なんばパークスシネマ
【時間】19:00~の回
※新宿ピカデリーでは上映終了後、舞台挨拶を実施いたします。
【チケット販売方法・料金】
詳細は5月10日(木)に発表予定
【新宿ピカデリー 上映終了後舞台挨拶登壇者】
『曇天に笑う<外伝>』スタッフ
※詳細は5月10日(木)に発表予定
舞台挨拶開催概要
6月9日には丸の内ピカデリーにてメインキャスト登壇の舞台挨拶も実施されます。
【開催日】2018年6月9日(土)
【実施劇場】丸の内ピカデリー
【実施時間】
17:00~の回、上映後舞台挨拶
19:20~の回、上映前舞台挨拶
【登壇者】
櫻井孝宏さん(金城白子(壱助)役)、遊佐浩二さん(壱雨 役)、津田健次郎さん(永四郎 役)、井上喜久子さん(六花 役)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【チケット料金】2000円
※プレイガイド先行販売を利用する場合は、別途手数料がかかります。
【チケット販売方法】全席指定
※お席はお選び頂けません。
劇場入場者特典
劇場入場者特典として唐々煙氏&キャラクターデザイン田中紀衣氏描き下ろしイラストデザインコースターの配布が決定。
1週目、2週目に分けて配布となり、各週3種ランダム配布(全6種)となります。
【1週目配布絵柄】
【2週目配布絵柄】
作品情報
【作品名】
『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』
【あらすじ】
お前は俺だ。
……俺も、お前だ。
俺たちは最初からふたりで、ひとりだった。
かつて天火に金城白子と名付けられた男。
彼は大蛇復活を宿願とする風魔一族の頭領であり、双子の弟とふたりで、十代目風魔小太郎として一族を束ねてきた。
忌み子とされる双子として生まれ、本来は片方が殺される定めだった兄と弟。
二人は互いを自分自身のように思いながらも、心の奥底では互いが持ち得ぬものを切望しあう。
同胞の屍の山を築き、その頂きで長の座を得たふたりが、本当に得たかったものとは──。
宿願は果たせず、半身たる弟も失った白子の胸中に、風魔の里での日々が泡沫のように浮かび上がる。
【キャスト】
金城白子(壱助):櫻井孝宏
壱雨:遊佐浩二
永四郎:津田健次郎
六花:井上喜久子
錦:能登麻美子
伍木:寺島 拓篤
三津:諏訪 彩花
長:チョー
曇天火:中村悠一
曇空丸:梶裕貴
曇宙太郎:代永翼
安倍蒼世:鳥海浩輔
佐々木妃子:大原さやか
【スタッフ】
原作:唐々煙『曇天に笑う<外伝>』(マッグガーデン刊)
監督:若野哲也
シリーズ構成:梅原英司
キャラクターデザイン:田中紀衣
音楽:やまだ豊
アニメーション制作:WIT STUDIO
配給:松竹メディア事業部
製作:松竹/Production I.G/キノシタ・マネージメント
(C)唐々煙/マッグガーデン・曇天に笑う外伝製作委員会