アキトくんはとても瞳がきれいでした
2018年9月20日~23日、千葉・幕張メッセにて開催中の“東京ゲームショウ2018”(20日・21日はビジネスデイ)。
10ホールのVR/ARコーナーでは、IVRが開発中の女性向け恋愛アプリゲーム『VRカレシ』が出展されています。
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同コンテンツは、世界初の3Dキャラメイク機能を搭載したVRコンテンツ(iOS/Android向けアプリとして開発中)。
体型、髪型、肌の色、筋肉量(!)服装など自由度の高いキャラメイクシステムで、“オリジナルカレシとの恋愛を楽しむことができるとか!
ちなみに本作では、森久保祥太郎さん、鈴木千尋さん、細谷佳正さんがボイスを担当。オリジナルカレシに、声や性格を自由に合わせることが可能です。すごい時代だ!
今回出展されている『VRカレシ』は、TGS2018バージョン。
キャラクターは“アキト”くんに固定されているものの、声は森久保さん、鈴木さん、細谷さんの3名から選ぶことができました。
体験者だけの世界が広がるVRコンテンツゆえ体験中の画像は撮影できませんでしたが、今回はテキストで、その魅力をできる限りレポートしていきたいと思います!
本作の舞台となる“喫茶はるかぜ”をイメージしたブースの中に入ると、まずはアンケートに答えます。ここで名前(これが超重要!)を入力したり、ボイスを選びましょう(今回は細谷さんのボイスを選択しました)。
準備が完了したら、スマホを入れたVRゴーグル&ヘッドホンを装着し、いざ『VRカレシ』の世界へ!
ひょんなことから、幼なじみのアキトくんと10年ぶりの再会を果たした私。
“喫茶はるかぜ”のカウンター席から、彼の仕事ぶりを眺めています。この“喫茶はるかぜ”が、レトロな雰囲気で居心地最高……。右に振り向くと、くつろいでいるワンちゃん(看板犬のハルオ)がとてもかわいい。
エプロンをつけて仕事に勤しむアキトくんは「今日も帰り、遅かったな。忙しかったのか?」と、ぶっきらぼうな口調ながら、その裏には心配が見え隠れする言葉で私を労ってくれました。優しい……。
カレからの質問には、首を縦に振ることで「YES」、首を横に振ることで「NO」と答えることができます。
「YES」を返すと……おお、アキトくんがカウンターから身を乗り出して……“頭ポン”してくれるではありませんか!
さらに「すぐメシ作ってやるから、食ったら上あがれよ?」(どうやら喫茶店の上でいっしょに暮らしているようです!)と優しいお言葉。う、う、嬉しい……。また細谷さんのお声がアキトくんの不器用な優しさにピッタリなんですよね……。
ここで特筆すべきは“身を乗り出す”というアキトくんの動作。この「!」という感覚は、まさにVRならでは! VRだとわかっているのに「アキトくん、瞳がきれい……」と見入ってしまうただならぬ没入感は、『VRカレシ』の魅力のひとつだと思います。
そしてしばし経ち、アキトくんが作ってくれた晩ご飯……は、体験した人だけのお楽しみ、ということでここでは伏せさせて頂きましょう!
「えっ!」と胸キュンして思わずカレを見上げれば、「ま、そういうことだ」と少し照れた様子のアキトくん! そのリアクション、100点満点……。
そして場面が切り替わり、今度はアキトくんがカウンターの外に。
さっきまでカウンター越しの距離感でしたが、カウンターを隔てない距離は一層ヤバい。さっきまでカウンターを挟んでいただけに、余計に「隣にカレが立っている」臨場感が助長されて大変照れます。
そしてここでもアキトくんの“身を乗り出す”芸(?)が炸裂。
「上あがっとけ。俺もあとで行く」とドキドキのセリフとともに、イタズラめいた優しいデコピン(に感じられましたが、大変動揺していたため、デコピンじゃなかったらごめんなさい……)をしてくれるではないですか……。さらにダメ押しをするようにささやかれるセリフは、ぜひその耳で堪能して頂きたい素晴らしさでした。
……というわけで、約10分の体験は終了!
『VRカレシ』最大の魅力であるキャラメイクはできませんが、3Dのクオリティの高さを味わうには十二分。
何よりカレの言動からは、乙女心が研究し尽くされていることがまざまざと伝わってくるようでした(優しすぎず、ツンすぎず……のバランスが最高!)。
9月22日、23日の一般公開日は整理券争奪戦必至の『VRカレシ』ですが、「我こそは!」という方はぜひチャレンジして、唯一無二の『VRカレシ』の魅力を味わってみてくださいませ!
ちなみに体験した方には、喫茶はるかぜの看板犬“ハルオ”のイラスト入りVRゴーグル“ハコスコ”がプレゼントされますよ♪
作品概要
【タイトル】VRカレシ
【ジャンル】女性向けキャラメイク恋愛ゲーム
【対応機種】iOS/Android
【価格】無料(アプリ内課金あり)
【配信・開発】シス(IVR)
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