7人のキャストコメントをご紹介
2019年5月9日に行われた、舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~のゲネプロ、およびオフィシャル会見のレポートが到着しました。
インターハイ1日目にすべてのゼッケンを獲得し王者復格を狙う箱根学園(ハコガク)と、挑戦者として闘う総北、京都伏見の熱い戦いが繰り広げられるインターハイ2日目のゴールまでが描かれた今回の舞台。
東京公演が公演中の本作の、白熱のゲネプロの様子と、キャスト陣の会見でのコメントをご紹介します。
ゲネプロリポート
2日目インターハイのステージは最後の山岳・榛名山へと突入。
メンバーが散り散りとなった総北でしたが、小野田・今泉が全力で追い上げ、山岳ライン2km手前で先頭集団に追いつきます。
総北高校、箱根学園(ハコガク)、京都伏見の三つ巴の闘いの中、山岳賞の証である“赤ゼッケンへの勝負を仕掛けたのは京伏の御堂筋・水田とハコガクの葦木場・新開悠人でした……!
山岳勝負後、葦木場に背中を押されゴール前争いに飛び込んだ新開悠人。葦木場との思い出を胸にジッパーを上げゴールを狙います。
総北からは、小野田に背中を押された今泉がエースとして先頭に食らいつく展開に。
今泉、新開、御堂筋は三つ巴となりゴール直前の直線スプリントに入る。三者譲れぬ勝負の行方は……!?
そして2日目インターハイが終わり、最終日を前に居ても立ってもいられず、夜の坂を走りに出かける小野田。
そこで小野田が偶然出会ったのは、昨年度インターハイで伝説の勝負をした総北・ハコガクの卒業生、巻島裕介と東堂尽八のふたりでした……。
ハンドルだけを手に走るという斬新な技法と役者の熱量、“パズルライドシステム”を駆使することで見事に自転車の滑走感とまるでその場にいるような臨場感を表現した同作。
演出・脚本の西田シャトナー氏ならではの遊び心満載のコミカルなシーンも入り、見ごたえたっぷりの内容となっています。
東京公演は絶賛公演中、5月19日まで北千住シアター1010にて、5月25日から26日までは大阪岸和田の浪切ホールで上演されています。
当日券やリピーターチケットなども発売。男たちの熱い勝負をぜひ生で体感してください!!
オフィシャル会見レポート
小野田坂道役:糠信泰州さんのコメント
・みどころについて
「ひとつは真波くんを置いてゴールに向かっていくシーンで、もうひとつは巻島さん・東堂さんと一緒に走るシーンです。この2シーンは、小野田が3日目に活躍するために、気持ちの変化が生まれ、成長するシーンだと思います」
・リミットブレイクするときは?
「初舞台・初座長ということで、今回『ペダステ』のステージに立たせていただいて、いままで自分の経験したことのない未知の世界を歩いている、まさにいまこの瞬間です。経験を積みながら『ペダステ』をさらに良くできるように頑張ります」
・お客様にメッセージ
「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除~は今回で13作品目となり、たくさんの偉大な先輩方がいままで築き上げてきたものがあります。僕もそれを次に繋いでいくために、小野田坂道という役を大切にして、“リミットブレイク”して、全力で千秋楽までやり切りたいと思います」
今泉俊輔役:猪野広樹さんのコメント
・みどころについて
「今回は総北高校・箱根学園・京都伏見3校のエース同士が戦うのですが、それぞれが“勝たなければいけない理由”や“走らなければいけない理由”が明確に描かれているので、そこに注目してみていただければと思います」
・リミットブレイクするときは?
「サッカーゲームをよくやるのですが、ゲーム内で世界ランクに入るほどやりこんでいます。ただ、たまに負けるときが心の底から悔しいので、そのときはお財布の紐をリミットブレイクして……課金しています(笑)」
・お客様にメッセージ
レースに参加するので、『ペダステ』の洗礼をきちんと受けて、ほかのキャストやカンパニーのメンバーに支えられながら、死に物狂いで走っています。また、それぞれの役の見せ場がたくさんございますので、それを楽しんでいただければと思います」
鳴子章吉役:百瀬朔さんのコメント
・みどころについて
「鳴子章吉という役は、前作からチームを置いて、ひとりで先頭集団に追いすがっているというところで終わりました。そこからの展開が、鳴子を含めて熱いので、そこを観てください。」
・リミットブレイクするときは?
「僕は納豆が苦手なので、それをリミットブレイク(克服)したいと思っています。じつは、前回公演の時から、猪野広樹くんが納豆を5パックぐらい買ってくるんですが(笑)、それをやめさせたいと思っています。僕が納豆を克服するか、猪野くんにやめさせるか、どちらかですね!(笑)」
・お客様にメッセージ
「今作は、インターハイ2日目の最後まで行く……ということで、楽しんでいただけるかと思います。そして会見に巻島・東堂のふたりがいるということで、原作マンガをご存じの方は”あのシーン”も楽しみにしていただければと思います」
新開悠人役:飯山裕太さんのコメント
・みどころについて
「新開悠人として、兄・隼人へのコンプレックスをどう乗り越えて成長していくかが見どころです。そして、さまざまなキャラクターの人が本役以外でたくさん出てきます。そこもペダステの魅力のひとつだと思うので、注目して見てもらえればと思います」
・リミットブレイクするときは?
「ふだんは人見知りで緊張しいなところがありまして、お客さんの拍手をいただいた瞬間とかに人見知りな自分がリミットブレイクして、素直に役に向き合える瞬間があります。なので、舞台上に立っているときが”リミットブレイク”出来ている瞬間です!
・お客様にメッセージ
「約一年ぶりの『ペダステ』で、楽しみにして下さった方がたくさんいらっしゃると思います。”これがペダステだ!”って満足していただける作品になったと思います。皆さんの五月病を吹っ飛ばす勢いで僕らも一生懸命走っていきますので、劇場でお待ちしております」
御堂筋翔役:林野健志さんのコメント
・みどころについて
「御堂筋としては、2年目のゴールをどういう結果を迎えるか、というところを楽しんでいただければと思います。『ペダステ』としては、前作、前々作からタスキを繋いでいる、この”2年目のレース”がゴールを迎えるので、そのいろんな思いが詰まったゴールを目の当たりにして、何か感じていただけたらと思います」
・リミットブレイクするときは?
「御堂筋を演じているときは、かなり非日常的な自分だと思うので、舞台上で御堂筋として演じているときが、リミットブレイクしている瞬間です。後は、関西出身の人の前で、関西弁で台本を読まないといけないので、そのときには(自身の)リミッターが外れています(笑)」
・お客様にメッセージ
「『ペダステ』の公演は約一年ぶりとなりますが、かなりパワーアップしています。それを観に劇場に来ていただき、楽しんでもらえればと思います」
巻島裕介役:栁川瑠衣さんのコメント
・みどころについて
「今作の見どころは、OBの先輩たちが久しぶりに出る作品となります。クライマーふたりの熱いレースシーンもあるので、ぜひそこを見ていただければと思います」
・リミットブレイクするときは?
「僕は焼き肉が大好きなのですが、ここぞ!というときはリミッターを外して、焼き肉を食べます。(何だそれ!笑 とツッコミが入る)」
・お客様にメッセージ
「1秒1秒毎シーン全部熱くて楽しいので、どのシーンもぜひ見逃さずに楽しんでください」
東堂尽八役:秋葉友佑さんのコメント
・みどころについて
「巻島と東堂のレースシーンもですが、僕たちの演じる”女子ギャラリー”という役どころも、“らしさ”が出ているのでお楽しみいただけたらと思います」
・リミットブレイクするときは?
「初めて『ペダステ』に参加させていただくのですが、走る体力や脚力など、稽古場でかなり“リミットブレイク”できました」
・お客様にメッセージ
「久しぶりのOBである先輩ふたりの登場ということで、僕たち自身もこの作品を盛り上げるために全力で走っていきたいと思います」
公演概要
【タイトル】舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~
【原作】渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
【演出・脚本】西田シャトナー
【音楽】manzo
【公演日程・劇場】
・東京公演(シアター1010):2019年5月10日(金)~5月19日(日)
・大阪公演(浪切ホール):2019年5月25日(土)~5月26日(日)
【キャスト】
<総北高校>
小野田坂道役:糠信泰州/今泉俊輔役:猪野広樹/鳴子章吉役:百瀬朔/手嶋純太役:鯨井康介/青八木一役:八島諒/鏑木一差役:原嶋元久/古賀公貴役:本川翔太
<箱根学園>
泉田塔一郎役:河原田巧也/葦木場拓斗役:富永勇也/黒田雪成役:伊藤澄也/真波山岳役:杉山真宏/銅橋正清役:兼崎健太郎/新開悠人役:飯山裕太
<京都伏見>
御堂筋翔役:林野健志/水田信行役:阿部大地/岸神小鞠役:天羽尚吾/山口紀之役:一瀬悠
<卒業生>
巻島裕介役:栁川瑠衣/東堂尽八役:秋葉友佑
<パズルライダー>
監督:一瀬悠/河野智平/伊藤玄紀/長瀬真夏
【チケット】ローソンチケットにて発売
・プレミアムチケット:10800円[税込]
・一般席:7800円[税込]
※プレミアムチケット:劇場にて公演パンフレット(販売品)とプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をセットにしてプレゼント
【主催】マーベラス、東宝、アルテメイト
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、アルテメイト