人気アプリ『Fate/Grand Order』(略:『FGO』)に出てくるイケメンたちを次々と紹介していく本企画。今回はファンのあいだでも人気の高い、メインストーリー第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』をお届けします!

2020年8月15日に『FGO』初の劇場化作品となるこの物語は、乙女的にも非常におすすめで、主人公たちといっしょに活躍するメインサーヴァントが円卓のイケメン騎士なんです!

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それがこの人、「ベディヴィエール」! 一瞬、「女性?」と思うくらい繊細な顔立ちをしていますね。

ほかにも顔面偏差値の高い騎士たちや、俺様な王様、陽気なお兄さん系サーヴァントなど、バラエティーに富んだ男性サーヴァントが勢ぞろい!

ただ残虐非道な行いをするイケメンもいるので、人によってはちょっと心が折れるシーンもあるかもしれません。
が、そのぶん6章を履修しておくと、彼らが味方として活躍するイベントシナリオで萌え度が跳ね上がります! そのギャップを楽しむためにも、ぜひともチェックしていきましょう。

これまでよりも不穏な空気で始まる第6特異点へ出発

第6特異点では1273年のエルサレムへ向かいます。
もう6回目の探索なので、危険は承知! と思いつつも、ロマニから「これまでの特異点とは違う」と忠告され、なんだかドキドキしてしまうスタートです。

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その忠告どおり、特異点に到着すると、そこには本来あり得ないはずの砂嵐に、砂漠という光景が広がります!
そしてエジプトに伝わる神獣“スフィンクス”にも襲われ、カルデア一行は困惑ムードに。
そんな中、とある誘拐騒動に出くわした主人公たちは、ひとりの隻腕の青年“ルキウス”と共闘します。

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このときは偽名を名乗っているベディヴィエール。その理由は物語を進めると判明します。

これからいっしょに旅をするのかと思いきや、残念ながら彼とは一旦お別れ。
カルデア一行はこの特異点を探るために砂漠地域を支配している王様、オジマンディアスに会いに行きます。

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このオジマンディアスは、自身の現界とともにエジプト領と民までいっしょになって連れてきてしまうという破格の力を持ったサーヴァント!
彼の説明により、この時代の人理はすでに崩壊しており、特殊な特異点に変異していることが発覚。変異に関わった“獅子王”に会うため“聖都”に向かうことを勧められます。

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その情報を頼りに聖都へ向かう道中、主人公たちは赤毛騎士のアーチャーと、彼から民を守ろうとするアサシンが敵対しているところを目撃!

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アサシンはリーダーである自分が自害する代わりに、民たちを見逃してほしいと申し出で、アーチャーは足と右腕を動かさないことを約束します。ですが、アサシンの死後、アーチャーは約束していない片腕だけで次々と民を虐殺……!
あまりに強いアーチャーに、主人公たちは息を殺して隠れるしかありませんでした……。

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6章は無辜の民が犠牲になる描写が多いのですが、ここもショッキングなシーンのひとつです。

重い空気のなか、カルデア一行は「聖都に行けば救われる」という噂を信じる人々とともに聖都の入り口まで進みます。
が、そこで行われたのは獅子王が認めた数人だけが聖都の住民になれる“聖抜”の儀式。選ばれなかった多くの人々は“聖罰”として、粛清を受けることに……!

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カルデア一行は同じく聖抜の儀式にいたルキウスことベディヴィエールと合流して、少しでも犠牲者を減らそうと奮闘!
難を逃れた一部の人々とともに、獅子王と対立している“山の民”に保護を求め、これ以降、カルデアとベディヴィエールは山の民の人々といっしょに獅子王に立ち向かう準備を始めるのでした。

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登場する男性サーヴァントをチェック♪

カルデア陣営

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●ベディヴィエール / CV:宮野真守
6章の主役ともいうべきアーサー王に仕えた円卓の騎士。
王の最期に立ち会った人物で、そこでのできごとが今回の物語に繋がっています。
人当たりがよく、穏やかでかわいいところもあるイケメン騎士さんなのですが、意外と図太いところも! 食糧不足が発覚した際は、繊細な顔に似合わず、ノリノリでゲテモノモンスターを狩っていきました。
穏やかなだけじゃ円卓はやっていけないのかもしれませんね……。

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●俵藤太 / CV:鈴村健一
東国における武芸の祖と崇められた、平安時代中期の武将。
6章ではなりゆきで玄奘三蔵の弟子として、行動を共にしています。
自由過ぎる三蔵のお世話係になっている藤太ですが、性格は大らかで豪快なお兄ちゃん。彼のとくにすごいところは、おいしいお米がドンドン出てくる特殊な宝具。このおかげでカルデア陣営の食糧難が一気に解決しました! すばらしい!
彼がいなかったら、個人的に6章はもっと暗いムードになっていた気がします!

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●呪腕のハサン / CV:稲田徹
中東に起源を持つ、暗殺教団の党首のひとり。
党首は別名「山の翁」と呼ばれ、初代含め歴代19人の党首が交代制で存在していたそうですが、6章では歴代の党首が複数召喚されているので、党首がいっぱい! な状態です。
呪腕のハサンは自分が生きた時代にサーヴァントとして召喚されたため、より民を守ろうとする意識が強く、人情味溢れる存在です。
最初こそ主人公たちに警戒しているんですが、盗み聞いた会話のせいで絆されてしまうなど、人がいい場面が本当に多い! 骸骨の見た目ですが、すっごく癒される人ですよ♪

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●アーラシュ / CV:鶴岡聡
古代ペルシャにおける伝説の大英雄。日本では知名度の低い英雄ですが、西アジアの人々から愛されている人物で、オジマンディアスからも勇者と認められている傑物です。
性格は気さくで頼り甲斐のあるお兄さん! 誰に対してもフラットな印象があります。
低レアサーヴァントでありながら、強力な宝具(デメリットあり!)を持っているので、戦力的な意味でも頼りにしているマスターは多いはず。彼の命に関する言葉には、どれも重みがあります。

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●山の翁 / CV:中田譲治
初代「山の翁」で、その時代の山の翁が道を違えた時に現れ、その首を断つという伝説の暗殺者。
荘厳な雰囲気が漂う人ですが、意外とおちゃめなところもあり、主人公がつけた「キングハサン」というあだ名にも寛容です。
ほかのメンバーと違い、カルデア陣営としていっしょにいるわけではないですが、ここぞというときに大活躍してくれる超人サーヴァント! ここで繋いだ彼との縁は7章にも続いていきます。

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●オジマンディアス / CV:子安武人
広大な帝国を統治した古代エジプトのファラオ。建築家としての才能もあり、6章では巨大な神殿を目の当たりにしたカルデア一行が仰天する場面があります。
ファラオのなかのファラオであるオジマンディアスの言動は、常人には理解しがたい部分も多いですが、決して横暴なだけの人ではありません。ふと見せる気遣いや聡明さに、「さすがカリスマ性抜群の王様だ……!」と感激させられることも。
また子安さんによるオジマンディアスの高笑いは、とっても耳に残るので一聴の価値ありです!!

円卓の騎士

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●ガウェイン / CV:水島大宙
アーサー王に仕える最古参の騎士のひとりにして、王の戦い、その終局まで仕えた忠義の騎士。普段は笑顔の似合う爽やかな騎士ですが、6章では彼との戦いで苦戦したマスターも多く、非常に厄介な敵という印象に……。
とはいえ、“騎士らしさ”がなくなっているわけではなく、信念を持った相手に対する敬意や女性に対する配慮は欠かしません! 6章のストーリーでは終盤でわかる彼の真意に注目してもらいたいです。

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●トリスタン / CV:内山昂輝
アーサー王伝説における円卓の騎士の一人。トリスタンと彼が愛したイゾルデとの物語はオペラなどでも有名。
獅子王に仕える騎士たちは“ギフト”という恩恵を授かっているのですが、トリスタンは“反転”というギフトため、性格や信条なども本来の彼とは真逆になっています。
そのため、6章での彼はただただ非情! 親友のベディヴィエールとも相容れない関係になっているのが悲しいです……。ですが、6章以外のイベントストーリーなどではギャグシーンもこなす、マイペースなイケメンさんなので、気になる方はイベントもチェックしていただきたいです!

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●ランスロット(セイバー) / CV:置鮎龍太郎
アーサー王に仕えるも、その妻であるギネヴィアと道ならぬ恋に落ちたことで王と袂を分かつことなった円卓の騎士。
生前の人生では上記のような結末を迎えているので、円卓内でちょっと微妙な立ち位置に立たされているランスロット。紳士的なのは確かなんですが、もっと率直に言うと女性に弱い!
そのため、主人公の相棒であるマシュから白い目で見られることも……。しかし、マシュの言動でワタワタするランスロットはとてもかわいいです! なぜそうなってしまうかは、ストーリーを読んで確かめてください。

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●アグラヴェイン / CV:安元洋貴(劇場版)
現時点ではガチャで手に入れることができない、6章だけのサブキャラクター。「鉄のアグラヴェイン」の異名を持つ円卓の騎士であり、獅子王の補佐官。
6章の敵代表としてわかりやすく登場する彼ですが、その真意はクライマックスまで見えず、円卓内で一番不器用な人かもしれません。個人的にアグラヴェインは6章での裏主人公だと思っているので、映画での活躍が楽しみです!

その他

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●シャーロック・ホームズ / CV:水島大宙
19~20世紀にサー・アーサー・コナン・ドイルが著した物語の主人公で、世界最高にして唯一の顧問探偵。
謎を明かす人物のはずなのに、謎を振りまいていく彼は非常にこちらをヤキモキさせてきます!! ですが、これこそが「シャーロック・ホームズ」!
6章ではお助け(?)ポジションとして、主人公たちに接触してくるだけですが、今後のメインストーリーで大活躍するサーヴァントです。

ベディヴィエールを中心に、円卓騎士たちの王への忠義が強く描かれる『神聖円卓領域 キャメロット』
罪のない人々が犠牲になる場面も多いので、彼らの厄介と言えるほどの信念には戸惑いや憤りを感じることもありますが、不思議とプレイ後はどのサーヴァントも嫌いになれません。
6章では信念、誇り、仲間、自身が大事だと思うものを賭けて戦うサーヴァントたちの行く末を見守りましょう。

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