『夢キャス』の新章はどのように展開していくのか
セガゲームスから配信中のスマートフォン向けミュージカルリズムゲーム『夢色キャスト』。
ミュージカルを通じて、成長していく様子を描いた青春ドラマや、キャストとの恋愛を楽しむことができるのが魅力の本作。
そんな『夢色キャスト』の新ストーリーが2016年4月27日に公開となった。新章となる第二部では、夢色カンパニーが新天地にて、新たな演目にチャレンジするストーリーとなっている。
この第二部公開を記念して、ファミ通Appでは、夢色カンパニー主宰の朝日奈響也を演じる逢坂良太さんにインタビューをすることができた。
逢坂さんが感じる響也の印象や、新章の中身など、貴重なお話を伺ってきたぞ。
響也と自分はぜんぜんちがう
――まず、朝日奈響也というキャラクターを演じたときの印象などを教えてください。
逢坂 “弱点がないヤツ”っていう印象ですね。完璧というわけではないんですが、まわりに気を使えるし、自分の意見もはっきり言えるし、女の子にやさしいし。リーダーになるべくしてなったキャラクターだと思いました。
――そんな響也を演じるうえで、キャラクター作りはどのように心掛けていますか?
逢坂 現実に響也みたいな人っていないと思うんです(笑)。ネコ被っているわけでなく素で誰にでもやさしくて気を遣えて、でも自分の考えを持っているので、引かないとおもったらあきらめないし。
そんな響也をいかに、嘘くさくなく、自然に演じるかというところがたいへんです。僕は、どっちかっていうとそんなにやさしい人ではないので(笑)。自分と違うところをどうやって演じていくかということを考えています。
――ご自身と響也では、やはり違う部分があると。
逢坂 違うところだらけですね(笑)。響也は劇団員なので、ふつうの会話以外に、舞台でのセリフもあるんです。
そういった部分で、「いろいろな表現の仕方ができると思ったので、響也役をお願いした」と音響監督さんに言われました。
響也そのものだけでなく、舞台で響也が演じる役どころなどを演じ分けることができると思っていただけたのは、僕自身役者としてすごくうれしかったです。
――これまで演じたほかのキャラクターに比べて、響也は演じやすいですか? もしくは演じにくいですか?
逢坂 やはり、演じるときは、自分自身に似たキャラクターのほうが演じやすいというのは事実ですね。そういった点で、やさしすぎる響也を演じるのは難しいなと思います。
やっぱり“自然にふるまう(演じる)”ことが大事なので、下手(したて)にですぎてもダメだし、上から目線でももちろん響也のキャラクターと合いませんから、バランスを取るということは難しかったです。
今回の新章については、収録したのが前回の収録から半年後だったのですが、それまでにニコ生やイベントなどに何度も出させていただいていたので、響也としての役作りを忘れていない感覚はあり、そこまで深く考えずにできました。
第二部は夢色カンパニーが新しい舞台で成長していく
――新章の収録は終えられたとのことで、少しストーリーについて触れさせてください。これまでの響也と新章の響也、どこか変化はありますか?
逢坂 メインストーリーについては、カンパニー全体で成長していくといったものなので、響也ひとりがというよりもカンパニー全体が、さまざまなハプニングを通して成長していきます。新章ではみんながすこしずつ大人になったかなと思います。
個別ルートに関しては新章に入っても、響也と主人公の物理的な距離感というのはあまり変化がなくて、ぶっちゃけ何も変わってません(笑)。
――新章で、印象に残ったシーンやセリフなどはありますか?
逢坂 やっぱり、クライマックスでのトラブルへの対応は印象的です。夢色カンパニーらしく、劇団だけじゃなく、お客さんをも巻き込んで、ハプニングすらも芝居の一部にするっていうのは、ふつうは不可能なのにやってのけてしまう。
対応力、発想力がすごいなぁって。「本当に、こいつら芝居好きなんだな!」って改めて感じました。これまで夢色カンパニーが歩んできた道というのも力になっていますね。もし、自分自身に想定外のことが起こったら、こんな風に対応できないと思います。
――となると、やはり『夢色キャスト』から影響されたようなものがあるんでしょうか?
逢坂 舞台を積極的に観に行くようになりました。実際に観に行くと、「自分もやってみたい!」と思ったり、自分が役者として感じることもいろいろあります。おかげで、違ったものに目を向けられるようになりましたね。
新テーマ曲には第二部のメインストーリーが反映されている
――ところで、新章では新しいテーマ曲がお披露目になりますが、どのような印象でしたか?
逢坂 ものすごくアップテンポな感じです。最初のテーマ曲の“CALL HEAVEN!!”は、“劇団のテーマ曲”といった感じだったので、「お客さまいらっしゃいませ」という印象が強かったんです。
でも今回の曲は、「あなたたちもこの舞台のキャラクターなんだよ!」っていうイメージで、お客さんとの距離が縮まっていくような曲になっています。
――それは興味深いですね! とくにどんな部分でしょう?
逢坂 “繋がれ 心と心で明日の景色を描いて 繋がれ 笑いたくなったんだ 何もかも初めてのことで 何もかも新鮮だね どうなっても なんとかしてみせるよ一緒なら”
という歌詞があるんですが、この部分は、まさにお客さんに言っているという感じですね! ぜひ、じっくり聞いてみてください。
――ちなみに、『夢色キャスト』の演目の中で、逢坂さんが個人的に好きな曲ってありますか?
逢坂 僕は、蒼星といっしょに歌った“WhisperLand Boys”が、いい曲だなって思いましたし好きです。歌っていて気持ちよかったですしね。
蒼星とハモるメロディーがあるのですが、録音するときは別々なのでどうなるのか気になってました。でも、完成した曲を聞いたときに綺麗にハモれていたので、「あ~さらにいい曲になったな」と。
――最後に、今後のストーリーの中で、響也はどんな風になっていってほしいか教えてください。
逢坂 響也はきっとこれからも、どんなトラブルがあっても、何とかしてくれるでしょう。とくに“頑張れ!”という必要もないかと思います。でも、恋愛シナリオについてはもっと距離を縮めてもいいんじゃないかな~と思います(笑)。
――そうかもしれないですね(笑)。では、読者の皆様にメッセージをお願いします。
逢坂 第二部では、さらにいい曲とシナリオを皆さんに披露します。推しメンについては、皆さんそれぞれですので、響也が一番であってほしいというわがままを言うつもりはありません(笑)。推しメンがいつつ、それでもやっぱり全員が好きだよ、と言ってもらえるような作品にしていきたいです。ぜひぜひ、第二部を楽しんでください!
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