プレオープンイベントでアオイとハルトに出会った……
2016年12月3日~12月11日まで、アニメイト池袋本店にて開催されている『囚われのパルマ』ミュージアム。
設定画や面会台セットなど、『囚われのパルマ』の世界をたっぷり堪能できるミュージアムの、プレオープンイベントに行ってきた。
初公開となる設定画も……。これは絶対に見ておかなければ!
ミュージアムはアニメイト池袋本店3Fわくわくスペース(3Fフロア入口の左手)にて開催。一歩足を踏み入れると、そこはレンガ調の空間。
その壁を挟んだ先には漫画の棚があるとは思えない、没入感のある空間に仕上がっていた。
そして、中には初公開となる設定画やグッズのほか、面会の雰囲気が楽しめる面会台などが並んでいた。
ああ……ハルトとアオイってこういうふうに生まれてきたのね……。
っていう気持ちが沸き上がってくる展示物。最初はもっとダークなイメージだったのかなーなんて思いながら、まじまじと見てしまうこと数分。
どれだけ眺めてても飽きないのも『囚われのパルマ』のイラストや世界観が持つ魅力だ。
そして、この展示物以外にも……
横を見ればグッズやガラス越しの面会ブース、ガラスケースの中にハルト、上を見上げればハルトとアオイのタペストリーと盛りだくさん。
盛りだくさんっていうか、どこにいてもハルトとアオイから見られてる感。いつもとは逆で、ふたりから“監視”されているような気分になった。
イケ面で登場! 北川保昌さん(カプコンサウンドチーム)のトークショー
抽選で選ばれた20名程度のファンが見守る中でトークショーがスタート。
まずは、橋本賢一さん(カプコン)がハルトのイケ面で会場を沸かせ、続いて『囚われのパルマ』の音楽を担当した北川保昌さんが登場。
ふたりともイケ面で登場することに不安を感じていたようだが、ファンの皆さんの懐の広さにほっとしたと本音をぽつり。
そこから、音楽の面から『囚われのパルマ』の裏側を語ってくれた。
■『囚われのパルマ』の世界観に惹かれて志願!
イラストレーターの実田千聖さんが描かれていた『囚われのパルマ』のイラストを見て、とても興味を持った北川さん。
ちょこちょこ実田さんのそばに行っては「このゲーム、可能性しかないですね!」と言いながら、“音楽を担当したい”という気持ちをアピールしたそう。
■当初の予定は10曲、実際に作ったのは20曲
『囚われのパルマ』については“シンプルで深いゲーム”という印象を持っていたそう。
そのシンプルさから、10曲程度でおさめる予定だったが、実際にゲームをプレイした際に「これは足りない……! これは(追加の曲が)いるぞ!」と思い、プレイ終了後に「曲を増やさせてください!」と直訴。最終的に20曲強の曲を作り上げた。
■夢アプリはタイトル曲を逆再生
夢アプリの楽曲には、タイトル曲が使われていると告白。まったく別の世界ではなく、あくまで“夢の中”ということで、タイトル曲を使用することで世界観を踏襲。
タイトル曲を逆再生+加工した音を夢アプリの楽曲に混ぜているそう。
■白鳥Dからの発注は……“切ない”増し増し
白鳥Dからイメージを受け取って曲を作っていった北川さん。その中でおもしろいエピソードがあると話してくれたのが、白鳥Dの発注内容のまとめだった。
切ない甘い軽め/切ない甘い深め/切ない悲しい/切ない不安/切ない優しく包み込むような穏やかな感じ
“切ない”のオンパレードに、切ないを削ってもよかったんじゃないか……、と言いながらも、当時を思い出しながら笑顔で語ってくれた。
また、トークショー終了後にはイラストレーターの実田さんが自身のツイッターでも当時の思い出を投稿しているので、合わせてチェックするとなお楽しい。
情報まとめ
購入できるグッズ
特典&プレゼント
オリジナル・サウンドトラックが発売中&CD発売決定!
なかなか聞くことができない制作の裏話も飛び出した『囚われのパルマ』のミュージアムのプレオープンイベント。
本イベントは12月11日まで開催中。週末のお出かけ場所に迷っている方はぜひこちらへ行ってみてはいかがだろうか。